異物混入!青い粉がモグワンに被害者が悲痛の訴えか|拡散希望
インスタグラムやツイッターなどのSNSでも話題になった、プレミアムドッグフードモグワンの異物混入事件。
混入物は、製造段階に完成品を補完する際に使用する容器内の青い塗料が原因ということですが、信用を裏切られた被害者たちの悲痛な訴えが上がっています。
モグワンに青い粉(塗料)という異物混入の経緯は?
※モグワンが製造されているイギリスの工場。
モグワンは、イギリスの欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした工場で生産されています。
原材料は、工場に入荷した時点で品質テストにかけられそれに合格した原料だけが製造ラインに乗ります。
完成したモグワン自体も、異物や有害物質が混入していないかテストにかけられそのテストに合格した製品のみシリアルナンバーがふられイギリスから輸入され日本の配送拠点から各家庭へ届けられるように配送の段階に進んでいきます。
全てのモグワンには、製造ナンバーのほかにシリアルナンバーがふられていることで一袋一袋ごとに
- どこのどんな原料を使用して
- どのラインで製造され
- どこの家庭に届いたのか
まで徹底的に管理されつくした環境で製造されているのが安全安心のモグワンです。
にもかかわらず異物混入という事件が起こり多くの被害者が出ました。
その原因はこうでした。
異物が混入したのは品質チェックが済んだ後袋詰め前
今回のこの青い異物は、商品が製造されてから袋詰めされるまでの間に保管される【バルクビン】という容器の内側の青い塗料がはがれて混入してしまったとのことです。
厳しいはずの品質チェックの盲点を突かれた形で異物が混入してしまったということですね。
問題発覚からの対処も迅速で、異物混入の原因となった保管箱であるバルクビンはすべて回収され点検が行われ、問題があるとされたバルクビンは破棄されたということです。
もちろん、すでに保管されていた袋詰め待ちのモグワンはすべて再点検され問題があるものはすべて廃棄されたということです。
今回の件で異物の混入が疑われる商品数は約5000件でしたが、先ほども述べたシリアルナンバーからその可能性があるモグワンはすぐに割り出すことができ迅速な商品交換などの対応とっなたようです。
対象となったモグワン
発送時期 2018/7/17〜2018/7/23
製造ロットナンバー 【W-422008】
健康への影響はあるのか?
最も気になる部分はここだと思いますが、健康被害は出ていないようです。
今回混入した異物は青い塗料ということでしたが、成分的には【ポリエステル】だということですので、もし食べてしまっても消化されずにそのまま糞と一緒に排出されてしまうのが普通です。
とはいえ、積極的に食べさせましょうという代物でもないので万が一今回の件のモグワンがある場合は破棄するか交換をするほうがよいでしょう。
因みに、今から公式ページでモグワンを購入する場合はもう心配しなくて大丈夫です。
しかし、ヤフオク・メルカリなどのオークションやフリマサイトの出品者から購入する際はたとえ新品未開封品であっても注意する必要が有ります。
そもそもモグワンは転売禁止となっているので公式サイトから購入することをお勧めします。
直ちに全ての購入者に異物混入のお知らせをしなかったのはなぜ?
この異物混入事件の際に、無用な混乱を避けるために販売元のレティシアは公式ホームページで異物混入の事実を認め謝罪していましたが購入者全員に異物混入のお知らせなどのメールは送信しませんでした。
それに対して
なぜ知らせないんだ!
と憤りを覚えるモグワン購入者も多いのです。
では実際に販売元であるレティシアは問題発生時どのような対応をとったのでしょうか?
調べてみました。
犬の健康が第一、飼い主の感情は第二
何か問題が起こった場合それに対して対処ができる労働力は無限には存在しません。
そのため、何を第一優先で守るべきなのか?
を考え、優先順位を決めて問題解決に向けた行動に取り掛かる必要があります。
苦渋の選択だったとは思いますが今回の青い塗料という異物混入事件が起こった際に、まずレティシアが行ったのは異物混入の可能性があるシリアルナンバーがふられたモグワンを受け取った飼い主への代替品の発送です。
これによって、異物が混入されてしまった可能性があるモグワンを犬が食べてしまうという事態を最も早い段階で止めることができます。
健康被害はありませんでしたが、それぞれの愛犬がまずは不良品を口にすることを止めることに尽力したと言えます。
次に公式ホームページでの異物混入の事実の発表です。
ここで、初めて異物混入の事実を知ったという購入者も多かったようでビックリしたモグワン購入者が
「ふざけるな!だったら早く知らせろ!」
と憤慨するという事態になったようです。
感情的になっている被害者の多くは無被害の購入者!?
販売元であるレティシアが最も重要である異物購入の可能性があるモグワンを犬が食べないようにその可能性があるシリアルナンバーの飼い主への対応に労力を一極集中した結果残念な事態となりました。
そもそも、モグワンの1袋1袋までにシリアルナンバーを振り原料の経路から配送先までをしっかりと管理する体制は今回のような異物混入などの事態になった場合に迅速かつ的確にに対応ができるようにするためです。
実際、今回のケースでも実被害が及ぶ可能性がある顧客を的確にリスト化しその顧客に対して集中的に対応することで健康被害を出すという最悪の事態を招かずに事態を収束することができました。
どのようなことでも人間がやることですから100%ノーミスはあり得ません。
何かあった時に直ちに対応し、愛犬に被害が出ないように事前に準備しておくというレティシアさんの姿勢は悪くないと思います。
青の異物混入事件に対する書き込みの感想まとめ
実際に異物が混入したモグワンを手にしてしまった購入者が行った口コミの内容は一方的なクレームではなく注意喚起でした。
実際に被害を受けてしまった飼い主の方々が行ったのは、ほかの愛犬たちが自分の愛犬のようにならないようにと注意を呼び掛けるという冷静で思いやりのある行動だったのですが、一部の感情のみで何も考えずに行動をする不要なパニックを起こされたことは非常で残念でありません。
現状では、異物混入事件から時間もたち、商品の交換や返金対応なども落ち着きだしたようです。
安全性のチェック体制も以前よりも強化されているようですし、同じような異物混入事件は起こっていません。
何か起こった時に感情のままに動くのではなく、冷静に行動できる人間でありたいところです。
感情のままに間違った選択をし、その選択に従わざるを得ない飼い犬たちが不利益を被らないことを願うばかりです。